はじめに
こんにちは!武蔵野市の主婦、ふるきあゆみです。
今回は、初夏の風物詩であるホタルを「小さい子供がいても遠征せずに東京で見たい!」と思い立ち、三鷹市の 大沢の里 と 都立野川公園 に行ってきました。
人工放流ではなく、環境保全で守られた 野生のゲンジボタル を観察できる貴重な体験をレビューします。
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東京で野生のホタルは見られる?
東京近辺で「ホタルを見たい」と思ったとき、多くの方は「ほたる祭り」や「よみうりランド」「椿山荘」などのイベントを思い浮かべるのではないでしょうか。
ただし、これらの多くは 人工飼育・放流されたホタル で、自然繁殖したものではありません。
野生のホタルは、水質の良い小川や湿地にしか生息できず、幻想的な光は自然の尊さそのもの。
「でも東京で野生のホタルなんて見られるの?」
調べてみると、答えは 三鷹市の大沢の里と野川公園 でした。ここでは、野生のゲンジボタルを観察できます。
東京でゲンジボタルが見られる時期と時間帯【観賞のコツ】
ホタルが飛ぶ時期
東京でゲンジボタルが見られる時期は、おおむね5月下旬から6月下旬がピークです。ただし、これはあくまで平均的な時期であり、場所やその年の気象条件によって発生時期や数には差があります。
観察に適した時間帯
一般的な観察時間は、日没後の19時頃から21時頃までです。ホタルは19時半頃から徐々に飛び始め、徐々に数が多くなり、20時〜21時頃にピークを迎えます。月がなくて暗く、風のない、雨上がりの曇った日が観察に適しており、静かに見ることが重要です。
我が家は6月8日、夜19時半頃から観察を始めました。
参考:・東京に育つホタル
・weathernews
三鷹市「大沢の里」と「野川公園」のホタル観賞スポット
大沢の里|田園風景と野生ホタル
三鷹市の大沢の里(おおさわのさと)とは、野川沿いに広がる水田や畑などの農空間と、国分寺崖線の緑が特徴の、武蔵野の豊かな農風景が残るエリアです。ホタルが飛び交う「ほたるの里」としても有名で、江戸時代に造られた水車やわさび田、水生植物園、明治時代の古民家などの歴史的資源も多く残されています。

大沢の里の水田風景(引用元:https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/001/001415.html)
ここでは、地域のボランティア団体「ほたるの里・三鷹村」の方々が環境整備を行い、ほたるが生息できる環境を守ってくださっています。
人工的に飼育して放流されるイベント型の鑑賞会とは違い、できるだけ自然に近い環境で野生のホタルを見られるのが魅力です。
大沢の里のホタル観賞スポットは、湿生花園付近の茂みです。
夜は田んぼ周辺や湿生花園周辺の茂みで、ふわふわ飛ぶホタルの光に出会えます。まさか東京の住宅街からすぐ近くで、そんな体験ができるなんて驚きですよね。

(撮影:ふるきあゆみ)
野川公園|自然観察園周辺で乱舞
この公園は、調布、小金井、三鷹の三市にまたがり、野川と東八道路とで三つの地区に分かれています。国分寺崖線に接し、豊かな自然が残されている野川の北側、野川と都道にはさまれた起伏のある芝生広場、そして広々とした芝生広場とテニスコート・アスレチックのある南側。緑にひたり、のびのびした気分を味わうことができます。

引用元:https://musashinoparks.com/kouen/nogawa/
野川公園内のホタル観賞スポットは、野川公園の中にある「自然観察園」付近の川沿いです。
20時過ぎには、川全体で200匹規模で飛び交うゲンジボタルの幻想的な舞が楽しめました。
親子で体験!実際に行ってみたレビュー
昼間の大沢の里散策
我が家が訪れたのは6月8日。まずは昼間に「大沢の里古民家」へ立ち寄りました。外観は古民家そのものですが、建物の中はとてもきれいで、入園料は200円程度。

この古民家は、明治35(1902)年に建てられた四つ間どりの典型的な農家で、平成30年に復元・整備工事を完了し、昔ながらの民具の展示や、体験学習事業を行う施設として一般公開しています。
中にはお手玉やけん玉などもあります。なにより一番嬉しいのは座敷なので靴を脱いで一休みできることです。綺麗なトイレも利用できるので、歩き疲れた時はぜひ立ち寄りましょう!
大沢の里の歴史や自然環境に関する資料なども展示されていて、中でも目を引いたのが「最近撮影されたほたるの群生写真」↓。

引用元:東京都三鷹市のX
古民家の庭一面にほたるの光が飛び交う幻想的な光景で、思わず「これが見たい!」と声をあげてしまいました。ただし、この古民家は夜間入園できないため、一般の人はここから見ることはできないそうです….。仕方ない、田んぼのホタルに期待です。
そして古民家を出て田んぼ周辺を散策中、さらに驚きの出会いが。なんと アオダイショウ が田んぼの水面を泳いでいたのです!
パパは悲鳴を上げていましたが、娘は興味津々で観察していました。こうした予期せぬ出会いも、自然散策の醍醐味ですね。
夜の大沢の里でホタル観賞
日が沈み、いよいよ本番。19時半、まずは大沢の里周辺から観察開始です。
かなり真っ暗で足元が見えないので、道中用に懐中電灯はあったほうが良さそうです。しかし、ホタルにストレスを与えないよう、生息場所付近では消灯し、スマホのフラッシュなども付けないよう注意です。

(撮影:ふるきあゆみ)
田んぼを横切るウッドデッキの道を進み、湿生花園付近の雑木林の茂み方向にむかいます。
すると、茂みの木の葉の上に強く光る丸い物体が…..ゲンジボタル発見!小さな光でも見つけた瞬間は感動で、私も娘も大喜び。その後も道の上をふわふわと飛んでいたり、木の葉や茂みの上でイルミネーションのように光るホタルを沢山見つけられました。


(撮影:ふるきあゆみ)
最終的にはホタルを50~100匹程度観察することが出来ました。田舎のようにぶんぶん飛び回るような数ではありませんでしたが、暗闇の中をふわふわと飛ぶ光は、まるで星が地上に舞い降りてきたよう。幻想的な光にとても癒されました。
住宅街の中にある小さなエリアということで人も少なく、落ち着いた雰囲気で観察できたのも良かったです。

(撮影:ふるきあゆみ)
野川公園でのホタル観賞
そんな気持ちに浸っていると娘が飽きてきたので、早々に次のお目当て、野川公園へと移動します。
大沢の里から徒歩10分くらいで野川公園に到着。この時点で時刻は20時過ぎくらい。特にホタルが多く飛んでいる野川公園内の「自然観察園」付近へ向かいます。
近づくにつれ、たくさんの人が観察にきていました。そして….川沿いの茂みにゲンジボタルが舞っていました!

(撮影:ふるきあゆみ)
自然観察園付近ではホタルの数は大沢の里より多く、あちこちでホタルが舞っていました。全体で200匹くらいはいたのではないかと思います。こちらではフワフワと元気に飛んでいるホタルが多かった印象です。
予想よりもたくさんのホタルを見れて、家族みんな大満足。子どもにとっても忘れられない体験になったと思います。
子連れでホタル観賞する時の持ち物・注意点
アクセスと駐車場情報
- アクセス:武蔵野市や調布市であれば車で20分程度 / 公共交通機関では三鷹駅・武蔵境駅からバス利用
- 駐車場:自然観察園近くで見る場合は、武蔵野公園駐車場が便利
持ち物と服装
- 懐中電灯(足元用・ホタルには向けない)
- 虫よけスプレー
- 長袖・長ズボン(蚊が多い)
観賞マナー
- フラッシュ撮影禁止
- 静かに観賞する(子供にも一言伝えておくと安心)
まとめ|東京でも自然のホタルに出会える幸せ
三鷹市の大沢の里と野川公園では、人工放流ではなく、地域の環境保全活動によって守られた 野生のホタル に出会えます。住宅街からすぐの場所で、こんな幻想的な自然体験ができるのは驚きました。
「東京でも、まだこんなに美しい自然が残っているんだ」と嬉しく思います。子供たちの未来にも残していけるよう、守り続けていきたいですね。
これを読んでくださった方にも、ぜひ一度体験していただきたいです。家族にとって忘れられない思い出となるはずです!
おまけ
日本の有名なホタルスポット
全国にはホタルの名所が点在しています。代表的な場所を挙げると…
- 岐阜県・洞戸観光やな(ゲンジボタルの乱舞で有名)
- 熊本県・南小国町(黒川温泉周辺で多くのほたるが見られる)
- 滋賀県・余呉川(古くから「日本三大ほたる名所」とも言われる)
- 岡山県・北房(岡山県新見市。ゲンジボタルの大群舞が圧巻)
各地の「ほたる祭り」や「鑑賞会」は、地元の人にとっても夏の風物詩になっています。
東京でホタルが見られる有名スポット
東京でも「人工飼育・放流型」と「自然生息型」の両方でほたるを見ることができます。
- よみうりランド(稲城市)
→ イベント型。毎年6月に「ほたる観賞会」が開かれ、約5,000匹が放流されます。 - 椿山荘(文京区)
→ ホテル庭園で楽しめる人工飼育型。都会の真ん中で鑑賞可能。 - 石神井公園(練馬区)
→ ボランティアが環境整備を行い、自然に近い形でほたるを観賞できる数少ない場所。 - 清瀬市・金山緑地公園
→ 清流に生息するゲンジボタルが見られるスポット。 - 三鷹市・野川公園
→ 今回訪れたスポット。大沢の里周辺で自然のほたるに出会えます。
参考リンク
次回
都立石神井公園でできる、親子でザリガニ釣り体験をご紹介します。お楽しみに!















