はじめに
庭がなくても、ベランダで挑戦できる「さつまいもの袋栽培」。

ベランダでさつまいもの袋栽培の様子(9/7)
今回は、ホームセンターで購入した25Lの野菜園芸用培養土を袋のまま利用し、5歳の娘とベランダでさつまいもを育ててみることにしました。
培養土の袋に排水用の穴を開け、そのまま栽培容器として使うため、大きなプランターを新たに用意する必要はありません。
ただし、わが家の場合は、苗をもらってから袋へ植え替えるまでに約2か月が経過。プランターから苗を取り出してみると、根元にはすでに小さなさつまいもができていました。
かなり遅いタイミングでの植え替えになりましたが、無事に収穫できるのでしょうか。
この記事では、25Lの培養土を使った袋栽培のやり方、植え替え後の成長、収穫時期の目安、実際に収穫できたさつまいもの本数や大きさを記録します。
※現在も栽培中です。2026年10月ごろに収穫し、結果を追記する予定です。

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今回のさつまいも袋栽培の概要
今回の栽培条件を簡単にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 栽培場所 | 自宅のベランダ |
| 栽培容器 | 25Lの野菜園芸用培養土の袋 |
| 苗をプランターに植えた日 | 2026年6月7日 |
| 培養土の袋へ植え替えた日 | 2026年8月14日 |
| 苗の本数 | 2本(1袋に1本ずつ) |
| 収穫予定 | 2026年10月ごろ |
一般的な栽培方法とは異なり、6月から8月まではプランターで育て、途中から袋栽培へ切り替えています。
植え替え時には、すでに小さなさつまいもができていました。
遅い時期の植え替えが、その後の成長や収穫量にどのくらい影響するのかも観察していきます。
さつまいもはベランダでも袋栽培できる?
さつまいもは、庭や畑がなくても、日当たりを確保できるベランダで袋栽培できます。
さつまいもというと、広い畑で育てるイメージがありますが、わが家では、25Lの野菜園芸用培養土を袋のまま栽培容器として使いました。
タキイ種苗の袋栽培方法では、30cm程度の長い苗なら1袋に1本、短い苗の場合は1袋に2本植える方法が紹介されています。
袋栽培には、次のようなメリットがあります。
- 庭や畑がなくても挑戦できる
- 大きなプランターを購入しなくてよい
- 培養土を別の容器へ移す手間が少ない
- 袋を開いて土を崩せるため、収穫しやすい
- ベランダでも比較的省スペースで育てられる
一方で、袋へ排水用の穴を開けたり、流れ出た水や土でベランダを汚さないようにしたりする工夫は必要です。
参考:サツマイモ|袋栽培に向くおすすめ野菜の栽培方法(タキイ種苗)
6月7日|さつまいもの苗をもらいました
2026年6月7日、母からさつまいもの苗をもらいました。

もらった当初のさつまいもの苗
せっかくなので、わが家のベランダでも育ててみることに。
本来であれば、この段階で収穫まで育てる袋やプランターへ植えるところですが、すぐに袋栽培の準備ができず、ひとまずプランターへ植えました。
その後も植え替えのタイミングを逃し、気づけば8月に。
約2か月間プランターで育てた後、25Lの培養土の袋へ植え替えることになりました。
さつまいもの袋栽培で用意したもの
今回用意したものはこちらです。
- 25Lの野菜園芸用培養土:2袋
- さつまいもの苗
- ガムテープ
- ドライバー
- ハサミ
- ほうきの柄(植え穴を掘る際に使用)
- 袋の下に置くすのこ
- 排水を受けるプラスチック製のかご
培養土は、ホームセンターで購入した野菜園芸用のものを使用しました。
培養土の袋自体を栽培容器として利用するため、別途、大きなプランターは購入していません。
袋から流れ出た水や土でベランダが汚れることを考え、ダイソーですのことプラスチック製のかごも購入しました。

使用した培養土、すのこ、プラスチック製のかご
25L培養土を使った、さつまいもの袋栽培のやり方
ここからは、実際に行った袋の準備と苗の植え替え方法を紹介します。
1.袋の底をガムテープで整える
まず、培養土の袋を立てたときに安定するよう、底側の折り目をガムテープで留めました。
袋の底をできるだけ平らに整えておくと、ベランダへ置いたときに安定しやすくなります。
この後に排水用の穴を開けるため、袋の底全体をガムテープで塞がないようにしました。

袋の底をガムテープで整えたところ
2.袋の底と側面に排水用の穴を開ける
購入したままの培養土の袋には、余分な水を排出する穴がありません。
そこで、ドライバーを使って袋の底と下側の側面に穴を開けました。
今回、わが家で開けた穴の数はこちらです。
- 袋の下側の側面:約20か所
- 袋の底:約6か所
底だけでなく、下側の側面にも穴を開け、水が一か所にたまらないようにしました。
この穴の数は、わが家で実際に試したものです。袋の材質や穴の大きさによって水の抜け方は異なるため、排水の状態を確認しながら調整する必要があります。
ドライバーを使う際は、手を滑らせてけがをしないよう注意してください。

袋の底と側面に排水用の穴を開けたところ
3.袋の上部をハサミで切る
排水穴を開けたら袋を立て、上側をハサミでカットします。
切った袋の縁は、外側へ数回折り返しました。
縁を折り返すことで袋の上部が少し丈夫になり、作業中に土がこぼれにくくなります。
折り返す回数は、苗を植えるための深さを確保しながら調整しました。

袋の縁を外側へ折り返したところ
4.袋の下にすのことプラスチック製のかごを置く
袋の排水穴からは、水と一緒に少量の土が流れ出ることがあります。
そこで、ベランダが汚れるのを防ぐため、袋の下にダイソーで購入したプラスチック製のかごを置きました。
さらに、袋の底が排水へ直接浸からないよう、袋とかごの間にすのこを敷いています。
かごに水がたまった場合はそのままにせず、適宜捨てるようにします。

すのことプラスチック製のかごを設置したところ
5.ほうきの柄で植え穴を開ける
袋の準備ができたら、ほうきの柄を培養土へ斜めに差し込み、苗を植えるための穴を開けました。
さつまいもは、土に埋まった茎の節から出た根の一部が太って芋になります。
そのため、葉を地上に残し、茎の節が複数土の中へ入るように意識して穴を作りました。
参考:サツマイモ|袋栽培に向くおすすめ野菜の栽培方法(タキイ種苗)

ほうきの柄で植え穴を開けているところ
6.さつまいもの苗を植え替える
作った穴へ苗を差し込み、周囲の土を寄せて固定します。

苗を植えているところ
植え替えた後は、袋の底から水が流れ出るくらい、たっぷりと水を与えました。
これで、さつまいもの袋栽培の準備は完了です。

植え替え直後のさつまいも
植え替えが遅れたら、小さなさつまいもができていました
今回驚いたのが、プランターから苗を取り出したときのことです。
根元を見ると、すでに小さなさつまいもができていました。

植え替え時に見つけた小さなさつまいも
私は「袋栽培を始めるまで、一時的にプランターへ植えておく」という感覚だったのですが、さつまいもはその間にも根を伸ばし、しっかりと成長を始めていたようです。
本来は、苗を入手したら適期に最終的な栽培場所へ植え、なるべく根を動かさずに収穫まで育てます。
今回は芋ができ始めてから植え替えたため、根や小さな芋を傷めたり、その後の肥大に影響したりする可能性があります。
それでも、すでにできていた小さな芋が、その後どのように変化するのか気になります。
遅い植え替えでも収穫できるのか、失敗も含めて記録していきます。
植え替え後の成長記録
8月14日|25Lの培養土へ植え替え
プランターから苗を取り出し、25Lの培養土の袋へ植え替えました。
植え替え時には小さな芋ができていたため、なるべく根を傷つけないように作業しました。
8月という遅い時期の植え替えになってしまったので、無事に根付いてくれるのか少し心配です。

8月14日のさつまいも
9月7日|葉が増えてもっさりしてきました
植え替えから約3週間後の9月7日。
植え替え直後と比べると葉の数が増え、全体的にもっさりとしてきました。
今のところ葉やつるは元気に伸びているため、袋の中でも根付いてくれたようです。
ただし、地上の葉やつるが元気に育っていても、土の中で芋が十分に太っているとは限りません。
収穫の日まで、このまま成長を見守りたいと思います。

9月7日のさつまいも
袋栽培中の水やりと肥料
植え替え直後は、苗と土をなじませるため、たっぷりと水を与えました。
その後は毎日決まった量を与えるのではなく、土の乾き具合や葉の様子を確認しながら水やりをしています。
袋栽培では、排水穴からきちんと水が出ているか、袋の下へ水がたまっていないかを確認することも大切です。
わが家では、次の点に注意しています。
- 土の表面が乾いているか確認する
- 水やり後に排水穴から水が出ているか確認する
- 袋の下のかごに水をためたままにしない
- 真夏は気温の高い昼間を避けて水やりをする
- 葉が極端にしおれていないか観察する
さつまいもは、窒素分が多すぎると葉やつるばかりが茂り、芋の肥大が悪くなる「つるぼけ」が起こることがあります。
今回は肥料を追加せず、購入した野菜園芸用培養土に含まれている肥料で育てています。
さつまいもの袋栽培はいつ収穫する?
さつまいもの収穫は、植え付けから約120日後が一つの目安です。
わが家では6月7日に苗をプランターへ植えたため、約120日後は10月上旬に当たります。
ただし、8月14日にプランターから培養土の袋へ植え替えているため、植え替えによる成長への影響も考える必要があります。
そのため、日数だけで収穫日を決めるのではなく、10月中旬ごろに芋の太り具合や株の状態を確認して収穫する予定です。
さつまいもは霜に弱いため、遅くとも霜が降りる前には収穫を終える必要があります。
さつまいもを掘るタイミングの見分け方
さつまいもをいつ掘るか迷ったときは、次の点を確認します。
- 植え付けから約120日が経過している
- 試し掘りで芋の太り具合を確認する
- 気温が下がり、霜の時期が近づいている
- 収穫に適した晴れの日が続いている
葉の色やつるの状態も参考になりますが、それだけで土の中の芋の大きさを判断するのは難しいため、最終的には試し掘りで確認するのが確実です。
また、収穫は雨の日や土が水を多く含んでいる日を避け、できるだけ土が乾いた晴天の日に行う予定です。
※収穫結果については、2026年10月の収穫後、本数・重さ・大きさを写真付きで追記します。
まとめ|25L培養土でさつまいもの袋栽培に挑戦中
25Lの野菜園芸用培養土を袋のまま利用し、ベランダでさつまいもを育てる挑戦。
袋の底と側面へ排水穴を開け、苗を植えるだけなので、大きなプランターがなくても始められました。
今回は、苗を約2か月プランターで育ててから袋へ移したため、一般的な栽培方法よりもかなり遅い植え替えになっています。
植え替え時には小さなさつまいもができていましたが、9月7日現在、葉やつるは元気に成長しています。
肝心の芋が袋の中でどのくらい育っているのかは、まだ分かりません。
10月中旬ごろに収穫し、芋の本数や大きさ、植え替えが遅れた影響などを追記したいと思います!
参考にしたサイト

特記がない限り、本記事内の写真はすべて筆者(ふるきあゆみ)が撮影したものです。




